第21回十三夜観月会　

旧暦の9月13日の夜は、十五夜とともに観月にふさわしい名月で、

「栗名月」「豆名月」ともよばれている。深大寺では「十三夜の会」と称し、山門において天台聲明(しょうみょう)や能舞邦楽の演奏による観月会を行なっている。

第21回十三夜観月会では、深大寺が古代から朝鮮半島とゆかりの深い古刹であることから、初めて韓国の代表的な伝統芸能であるパンソリをプログラムのひとつに加える。

当日は白鳳仏を拝観し、深大寺そばに舌鼓を打ち、名月の月明かりの下、情感豊かなパンソリの演唱に耳を傾けてはいかがだろう。

深大寺の僧侶による厳かで力強い天台聲明、能舞邦楽の粋を結集した創作演目との三本柱で、日韓友好親善の一夕になることを期待する。